日本語と英語の発音の違い
長い間英語を勉強してるのに、全然英語が話せない・聞き取れない!
こんな悩みを持つ方は少なくありません。
なぜでしょうか。
それは
「日本語と英語の発音の違い」
を無視して英語をインプットしてしまっているからです。
これだけだと、
「確かに発音が違うことはわかる。だけどどこが具体的に違うのかがわからないんだ!」
と思う人がほとんどでしょう。
具体的に日本語と英語の発音にはどのような違いがあるのかというと、
① 音の種類の違い
② リズムの違い
この2つです。
①については、イメージしやすいかもしれません。
L・Rの違いやF・V、それからth・・・
このあたりは日本人が苦手な音として有名ですね。
なぜ苦手だといわれるかといえば、
それは日本語とは違う発音だから、ということにほかなりません。
ただ、日本語と違うのは、上記のような「子音」だけではありません。
英語には、非常に多くの「母音」が存在します。
そのうち、基本的な母音が12個あるといわれていますが、
そのどれもが日本語と全く違う音なのです。
次は ②リズムの違い について。
これはリスニングにも深く関わってくる問題です。
「map」という単語を例に挙げてみましょう。
日本語では マ ッ プ というように発音します。
つまり、すべての文字を一つの単位として捉え、
ほとんど同じ長さで読んでいます。
日本語における一文字は
・「ア行」のような母音だけの音
・子音+母音でセットの音
・小さい「ッ」
に分けられます。
日本語は、これらすべてに均等に拍をうつようなイメージで発音されているのです。
それに対し、英語の「map」は
m・ae・p という発音記号で表されます。
この単語の場合、真ん中にある母音にストレスアクセントが置かれるため、
この母音が、日本語の「マ」の長さよりも、長く発音されます。(mも長めに発音される)
しかし、長いとはいっても日本語の「マ-」のように音を伸ばしているわけではありません。
曲線状の高低差をもって発音されるのです。
ここまで日本語と英語の発音の違いについてざっと説明してきましたが、
実は下記の動画を軽く要約したものとなっています。
どうしてもテキスト上では表現しきれていないという部分もありますが、
動画では詳しく説明しています。
是非動画もチェックしてみてください!
動画はこちら↓